2024/02/07

目覚ましが鳴り、わたしがうごうごしていると、ねこたちは鬱陶しくなってベッドを降りていく。そしてスヌーズが繰り返されたのち、もうさすがに起きなければまずいというころになって、平然と帰ってくる。ふたつはふとんの中に潜りこみ、吾輩はわたしの脚に乗っかり、完全に二度寝の体勢をとった。それらを泣く泣くかきわけながら起き上がるわたしを、ねこたちは目を丸くして見る。変だろうね。わたしもそう思っている。