カテゴリー: 日記
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2024/03/16
さみしさについて、吾輩はそれを忘れないが、ふたつは忘れる。吾輩は、昨日さみしかったことを今日もおぼえていて、だ…
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2024/03/05
閉まった窓と網戸のあいだに入りこんだ小さな虫を、ふたつが威嚇する。出て行こうとして飛び回る虫にふたつが顔を近づ…
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2024/02/27
業者の出入りが済んだあと、天気もいいし換気がてらにと窓をあけたら吾輩が起きてきた。別の窓辺に近づいて、あれ、と…
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2024/02/26
旅先でなんとなく居心地のよい土地があっても、滞在することと住むことは(一生を思えば誤差にすぎないにせよ、きょう…
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2024/02/24
出かけるまでまだ時間があり、すこし眠たくてソファに寝転がったら、ふたつがいそいそと追いかけてきた。膝にかけた上…
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2024/02/11
夜の来宮駅はまるで山陽本線だった。寒さにふるえながら電車を待つあいだ、当時、数えきれないほど何度も顔をあわせた…
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2024/02/08
なんとか起き上がり、足もとで横たわりながらこっちを見ている吾輩とふたつの額をなでる。なでるなでるなでる。まだは…
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2024/02/07
目覚ましが鳴り、わたしがうごうごしていると、ねこたちは鬱陶しくなってベッドを降りていく。そしてスヌーズが繰り返…
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2024/02/06
なにもかも前借りして生きているという感覚が年々強くなり、成すことではなくやり過ごすこと、踏み倒していくことが根…
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2024/02/02
年齢を基準にして、こうはなりたくねえなあと思うことがあり、こうなりたかったもんだなあと思うことがあり、もちろん…